岩佐大輝.COM

旅するように暮らそう!

そして、生活するように旅をしよう!企業経営11年目、岩佐大輝の記録。

今年の日本のIPOの惨状

2010年、今年の日本のIPOはとにかくひどい。惨憺たるものである。

IPO

中国は見込であるから、実績値ではないが概ねこれ位の開きがある。

日本の11月までの調達額(公募・売出)は7,695億円。
そのうち、第一生命が7,153億とPaltacが404億と超大型。

よって実質的に新興ベンチャーが市場から調達できた額は100億に満たないだろう。

さて懐かしのITバブル、2000年のサイバーエージェント上場の例を見てみよう。
当時のサイバーエージェントは売上高4.5億。2,000万の赤字。
(今の当社と同じ位の規模感。)

マザーズ上場時の初値は1,520万円。市場からの資金調達額は225億円!

1社で今年の新興企業の調達金額全部合わせても足りない位の巨額調達。まさにバブルドリーム。
その後藤田さんは、ITバブルの崩壊と現業と時価総額の不釣り合いでかなり叩かれるが、見事に這い上がった。壮絶な努力があって今があるのだと思う。

とは言え、「時流に乗る」ことがいかに大きなインパクトをもたらしたかもわかる。

しばらくは日本のIPO市場もこんなものだろう。そうなると、中小ベンチャーが資金調達を目的とするためにはIPOは選べない。上場維持コストは裕に数千万を超える。

資金調達以外の目的では、会社の公正評価。それであれば、グリーンシートに公開するだけで十分だ。さてさて、どうしたものか。



2010年妙雲寺参禅経営研修記

風光明媚な山々に囲まれた塩原にある臨済宗妙心寺派の古刹、妙雲寺で参禅してきました。

今回は社員3名を引き連れての参加。主催はマエサワ税理士法人。理事長の前沢さんは当社の会計参与を務めていただいています。参加者は税理士法人の職員40数名、我々のような取引先企業数社の社員。

講師は元オリジン社長の山崎さんと、元日本ビクター米国社長の古田さん、そして前沢さんと豪華な顔ぶれ。


大きな地図で見る

いつも社員数名と経営者仲間で参加しています。今年も新人社員、若手社員3名を連れて参加。彼らにとっても刺激的な経験だったようです。

朝六時半、三軒茶屋駅前に集合し私の車で塩原へ。社員の大谷は体調不良で夕方に直接参加。3名で塩原へ向かう。少し早めについたので、紅葉を眺めながら峠を走り、某秘湯へ社員を案内する。


kouyou
あまりにも綺麗なので、車をとめて1枚。左から、藤重社員、岩佐、堀切社員。


fujishigeoshikko.jpg
あまりの気持ちよさに藤重社員はもよおしてしまったようです。(キジを撃っているようです)


秘湯へ
そして、温泉へ。強烈な硫黄泉で、シルバーの指輪が真っ黒になってしまいました。左:岩佐 右:堀切社員


妙雲寺本堂
その後、妙雲寺へ。写真は本堂。


道場
そして、ここが我々が寝泊まりする建物。


妙運寺境内
妙雲寺の敷地は広大です。紅葉のベストシーズンで観光客も多く訪れていました。


12時に全員集合。ここからは写真をとる余裕もなく研修スタート。13時から17時まで前沢理事長の講義、その後夕食。(これが作法が厳しく、音を立てずに3分位で腹に詰め込むのだ。相当にしんどい。)

食事を終えるとすぐに座禅。本堂はとても寒い。1時間半の座禅。その後すぐに研修2時間。10時に就寝。


翌朝は5時起床、5時半~読経、座禅が7時半まで。その後朝食(粥)、境内の掃除(作務)、9時から17時まで山崎社長と古田社長の講義。その後~翌朝は前日の例による。


と、厳しいのですが、得られるものが多い。というか、同じことをしていても下界の数倍の吸収力を得られる。ホテルの会議場を借りて、同じ内容をやったのでは、ここまでの知見を吸収することは出来ないだろう。

無駄なものをすべてそぎ落とし、人間としてもっともシンプルな生活をすることで、雑念が消えていく。1日3時間の座禅によっても心が洗われていく。そして、真空状態になった心で経営を考える。これは参禅による力だ。


前澤会計参与と
左から、堀切社員、岩佐、会計参与前沢理事長、藤重社員、大谷社員。明らかに私の紫のユニクロフリースは場違いである。


さて、「」にこもって行にはげむのも大変だが、「」(日常)の修行はさらに厳しい。この経済状況の中で競争優位を構築し、ブレークスルーする、いや生き残るだけでも至難の業。

また、今日から修行の始まりです。

最後に『白隠禅師座禅和賛』の一節を紹介。

「衆生近きを知らずして 遠く求むるはかなさよ
 たとへば水の中に居て 渇を叫ぶがごときなり」


岩佐なりの解釈。

「必要なものは目の前に十分にあるのに、欲深くも多くを求めることのなんと空しいことか
清水の中に身を置いていながら、のどが渇いたと叫んでいるのと同じである」


特に経営者への警鐘としては、浪費をしない事、女遊びにはしらないことなど、具体的にはいろいろ言えそうだけど、分かっていながらも、本当は薄汚れている隣の芝が青く見えてしまうのが人の常。

経営者は、致命的では無い範囲で、一度こっぴどい失敗をしたほうがいいでしょう。致命的とは「手が後ろに回るという意味」。つまりはどんな失敗でもしていい。失敗をしないと、水の本当の有難味は決して分からない。

のではないでしょうか。




「自己をならふといふは、自己を忘るるなり」 瞑想のススメ

「自己をならふといふは、自己を忘るるなり」

日本史上最高の哲学者と言われる(私がそう思う)、道元禅師の『正法眼蔵』から。

「不思慮底思慮 是即非思慮」
書き下すと、不思慮底を思慮する是即ち非思慮。

難しいですよね。思慮しない事を思慮する。そうすると非思慮という境地に至ります。一体何なんだーということになりますが、私なりに解釈すると、

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「思慮」とは「考えること」ですから「不思慮」とは「考えないこと」です。すなわち、考えないことを考える。それを習慣にすると、非思慮になるということです。非思慮の時間を必ず一日のどこかに作ることが大切です。
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皆さん、ナポレオンの遺言知ってますか?

ヨーロッパを制した男が最後の最後に残した百万金に値する言葉。

「息子よ、瞑想の時間をつくるのだぞ。」

ナポレオンの睡眠時間は4時間。これは瞑想を取り入れてないとおそらく続けることはできないでしょう。睡眠時間が極端に少なくてもやっていける人は、瞑想を取り入れている方が実に多い。

さて、そういう私は思慮の沼にはまっていて残念ながら非思慮に至ることはなかなか無い。よって、瞑想習慣をつけたいと思っています。ATカーニー日本代表の梅澤さんも、一日に2回は瞑想しているそうです。しかも、寄りかかりさえできればどこでも瞑想に入れるということです。さすがです。

皆さんも是非、「不思慮底思慮」に挑戦してみてください!感想お待ちしています。


さて、いつもの東京タワー写真集です。
先日、おそらくですが、覚えている限り人生初めて東京タワーに上りました。東京タワーに登ったら東京タワーが見えないから上る意味ないじゃん!なんて思っていましたが、ウソでした。東京タワーが無いだけで全く新鮮な夜景でした。タワーの明るさに引っ張られないのもよし。


東京タワーから台場を望む
『東京タワーから台場を望む』 NEX-5 オートモード

レインボーブリッジが美しい。この夜は台風が去って行った直後で、気圧が一気に変化し地上付近はクリアな空気。上空には低めの雲があるという素敵な条件でした。赤い空は、東京タワーの光が雲に反射している色です。この日は都心の空は真っ赤でした。東京タワーのエネルギー、凄い。


お台場から東京タワーを望む
『お台場から東京タワーを望む』NEX-5 オートモード

レインボーブリッジの青がすごく綺麗だったのでこの足で、お台場へ直行。東京タワーの上空が赤くなって
います。幻想的な空でした。


浅草から東京スカイツリー
『浅草から東京スカイツリーを望む』NEX-5 ※HDRモード
※HDRは、明部・暗部・中間という3種類の露出の画像を撮影し、それを合成する機能。高速連写機能を生かし、1回のシャッターで3枚の画像が撮影され、1秒程度で合成される。普通に撮ると、浅草寺の門の赤さが出ないけどHDRだとこのように表現できる。

スカイツリー、美形だとは思えませんが、でかいだけあって迫力があります。まわりに高い建物があまりない地域に立っているのでひと際大きく見える。完成が楽しみです。


急に寒くなってきましたね!風邪が流行っているようです。今年も残すところあと2カ月。走り抜きましょう!
ではまた。










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プロフィール

岩佐大輝

Author:岩佐大輝

1977年、宮城県山元町生まれ。株式会社GRA代表取締役CEO。日本、インドで6つの法人のトップを務める起業家。 詳細はこちら≫

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