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中国銀行(Bank of China)での口座開設と銀聯カード

今回の中国旅行のついでに、長春の中国銀行(BANK OF CHINA)で口座開設し、銀聯カードを作ってきました。いわゆるデビットカードです。中国国内にお金を預けておけば、加盟店でキャッシュレスで買い物ができます。中国の都市部にあるお店はほぼ銀聯カードに加盟しており大変便利です。

銀聯カード
<銀聯カード>:万里の長城のドット絵がなかなか良いです。


中国銀行
<中国銀行の長春市内の小さい支店>
※9:00オープンなのに、銀行員が鍵を自宅に忘れて、10時オープンになるとのこと。ありえねぇ。飛行機の時間が近かったので、あきらめて他の店舗を探しました・・・・


・銀聯カードの作り方
中国銀行などの大きな銀行には、ほぼ必ず片言でも英語を話せるスタッフがいるので、驚くほど簡単に口座開設できます。申込用紙を1,2枚程度書いて、パスポートを添えて出すだけ。15分~30分程でできると思います。インターネットバンキングも使えます。中国国内で銀聯カードはクレジットカードよりも普及しています。(中国は国土の広さ、所得格差、人口の大きさ等の理由で与信の難易度が高く、クレジットは難しいらしい)

じゃあ、なんで銀聯カードを作ったの?

・人民元の切り上げで、円との相対価値が上がることを目論み、元をプールするために使える。(投資目的)

・中国国内の買い物に使える。都市部では殆どのお店で使うことができる。もちろん決済手数料は私たちお客サイドにはかからない。日本から持って行ったクレジットカードで買い物をすると、現地通貨のbit rateとask rateの中値に+2%程度のの手数料を乗っけられて円転決済されるので(中国に限らず)、それが馬鹿にならない。

・中国国内から日本へは、基本的に人民元を送金することはできない。しかし銀聯カードを持つことで、日本のATMで円として引き落とすことができる。1日当たりの限度額は、中国銀行の場合、1日10,000人民元相当(日本円で約13.5万)。手数料は日本側110円(セブン銀行の場合)、中国側15元(中国銀行の場合)為替スプレットは基本的に中国銀行のTTB(buying rate)で処理される。ちなみに2010年5月現在のbitとaskのスプレットは100円あたり0.79円。
bitと中央値の差で考えると100円あたり0.39円。

・銀聯カード加盟店は日本でも爆発的な勢いで増えており、日本でも買い物ができる(確か1日100万円位なら余裕なはず)。その場合、為替は中国銀行のbit rateで円転処理される。手数料はお買い物をする私たちには発生しない。ATM+買い物で結構使えるので、流動性という意味では、悪くは無い。

・中国銀行に人民元を預ける方法
1.中国国内の中国銀行に口座を開設し、持参した日本円を元転し預ける。(持ち出し規制に注意)

2.中国銀行の日本支店に元預金の口座を開設する。(元を持つだけが目的なら実はこれが一番簡単。ただし、本土と日本支店では金利が驚くほど違う。中国の方が断然有利)加えて、日本の中国銀行で作った銀聯カードは円建てとなる。ふつーのデビットカード。

3.中国銀行の日本支店に元預金口座を開設し、元を預ける。(200万以上預ける場合は、所得証明書が必要)その後、?で作った中国国内の中国銀行に送金する。(手数料数千円)

※中国国内の中国銀行に預けた元は、2010年5月現在、日本を含む海外に送金することはできません!しかし上記銀聯カードを使ったテクニックを使うと、実質的な引き出しが可能になります。

とまあ、いろいろ書いてみましたが、
中国によく行き、人民元/日本円で元が有利になるであろうと信じている方々にとっては、面白いのではないでしょうか。日本で引き落とせるので、流動性がある人民元投資という意味では一考の価値はあるのではないかと思います。

※元の切り上げは、ドルに対する切り上げなので、切り上がった場合に必ずしも元が円に対して強くなるとは限りません。

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Author:岩佐大輝

1977年、宮城県山元町生まれ。株式会社GRA代表取締役CEO。日本、インドで6つの法人のトップを務める起業家。 詳細はこちら≫

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