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プレゼンテーションZEN、セミナー体験記

プレゼンテーションZENセミナー振り返り
久々にセミナーを受講。前々から興味があったプレゼンテーションZENのセミナー。

講師は『プレゼンテーションZEN』の著者、ガー・レイノルズ氏。レイノルズ氏の(まさに)プレゼンテーションに加えて、学びを即実践スタイルで何度かグループワークもあり。いいセミナーでした。



1.全体的な感想
5時間という長丁場でしたが、ガー・レイノルズの語り・動き・スライドが見事に調和し、あっという間に時間が過ぎて行きました。素晴らしく刺激的なセミナーでした。
zen2.jpg
(今回のハンドアウトが、私が買って持参した氏の著作そのものだったので、2冊になっちゃったんだけど、どうしてくれるんだと言ったら、「サインするよ。そうすれば1万で転売できる」と。その様子。ほんとに1万で売れるのかよ・・・。左:レイノルズ氏、右:岩佐)


2.学びの言語化

■プレゼンテーションとは
・プレゼンテーションは死ぬほど勉強するに値する。
→人を巻き込み何かを成すには、伝える力がとても重要。

・ZEN(禅)は、世界でとってもメジャー。
→日本人は禅をお坊さんとかお寺とかのイメージでしかとらえてないが、世界ではあらゆる人が現世実益のために禅の研究をしている。「シンプル・明確・整然」が禅のキーワード。

・プレゼン?ドキュメン?ハンドアウト?
→多くの人はそれを混在させようとして中途半端なものを作っている。最もよく見かけるのが、プレゼンスライドにテキストを散りばめてハンドアウトとの違いがよくわからない。そもそもプレゼンスライドは後で見て復習するためのものではない!その場の聴衆に「シンプル・予想外・具体性・信憑性・エモーション・ストーリー」を以て伝えるためのもの。最悪なのは、スライドが事前に印刷されて配られているもの。そんなのじゃ、最初から配って勉強しておいてね~と言う方がまだましだ。ハンドアウトを渡すのであれば、別に作りなさい。

※ちなみに、今回のセミナーのハンドアウトは氏の著作そのものでした・・・・・

・人間が一時に処理できる情報量には限界がある
→1枚のスライドに欲張ってあれこれ詰め過ぎると、コアが伝わらない。禅のキーワードを思い出せ。「シンプル、明確、整然」

・目と耳は違う脳を使う
→耳から入った情報と、目で見た情報では、記憶に倍の違いがある。目に見せる!

シンプルな例

テキストがどれだけ少ないか・・・・

■スライド作成のテクニック

・まずは注意点
→抑制を持て。欲張ってあれこれしゃべろうとするな。そして、コンテンツに頼ろうとしてスライドに情報を詰め込み過ぎるな。
→シンプルに作れ
→広さと深さ。1枚のスライドでそれを同時に達成しようとすると、情報過多になって何も伝わらない。抑制を以て伝えたいものを絞り込め。
→箇条書きだけはやめてくれ・・・・

・スライドを作り始める時
→まずは一人で静かにスタートしよう(この辺りがZENだよね)
→いきなりPCを使っちゃだめよ!ツールなんて後の話し。
→アナログで作り始めよう!

<手順>アナログでどうやって作り始めるか
1ポストイットを準備
2ある状態Move from(現状)をポストイット1枚に書く
3Big Idea(日本語で言うアイデアではなく、「テーマ」)をポストイット1枚に書く
4Move to ( コアメッセージ)をポストイット1枚に書く
ここまでが全体像
5シナリオをポストイットに一枚一枚書いていき、それを並べ替えてストーリーを作る。(聴衆のマインドを意識せよ!スターウォーズのように面白く)
6プレゼンの内容をまずはポストイットを使ってペンで書いてみよう。そして並べてみる。
7最後にツールで綺麗に作る。
ポストイットを使ったシナリオ作成
(ちょっと汚いけど、右ページの赤い部分がBig idea 左側がMovefrom 右側がMove to 。左ぺ-ジはシナリオ。オレンジの線が聴衆の感情の浮き沈み。この内容はワークでペアになった男性が作ったもの)

※アップルコンピューターのスティーブ・ジョブズのプレゼンなどを作っている有名なプレゼンテーション作家も上記の方法を使っている。最初からPCを開いてツールに頼るのだけはやめ!

・スライドの作成過程での優先順位
→1まずは観客を意識せよ(何のために、何を求めてる)
→2プレゼンター(あなた自身)を意識せよ(自分が何者で、オーディエンスとどのように通じ合い、どのような結果をもたらしたいか。
→3ビジュアルコンテンツ
※ビジュアルコンテンツを細かく考えるのは最後。まずは、アナログで1、2を考えるのだ。

・コンテンツのコツ
→シンプルに行け(複雑なものをシンプルにすること=クリエイティブと言う)
※決して内容が無いようという意味では無い!
→真のデザイナーはツールにとらわれない!
→良いデザインは伝えたいコアな部分に視線を集中させる
→良いプレゼンはクッキングと同じ。味付け、ストーリー、ポイントを意識せよ

■実際のプレゼンのコツ
・Keep it short
→人間の集中力には限界がある。自己満足になるなよ。

・10minuts rule
→プレゼンは最初の10分がとても大事。その時間を絶対に無駄にするな!聴衆を取りこめ!それをハネムーンタイムと呼ぶ。

・聞き手とつながる
→アイコンタクト、聴衆に背中を見せない(スライドを見ながらしゃべるの最悪)
※聴衆に背中を見せないためには、モニターが必要。PCで代用できる。

→スライドと動き、語りをシンクロさせろ!(リモコンを使ってうまく)

→絶対にワイヤレスマイク。

・プレゼン7つの原則
→1自分の存在感を示せ、2ペース配分に気を使え、3情熱を伝えろ、4聴衆と交われ、5遊び心を大切に!、6説得することを考えろ、7聴衆を参加させろ

■最後に
・何かに夢中になることだ。その情熱を伝えるのがプレゼンテーション
・大切なのは「パワポ、キーノート」じゃない。自分自身がプレゼンなんだ。だから自分を信じるんだ。自分を見せるんだ。

■レイノルズ氏の推薦図書:「今日すぐ買え!」とのこと・・・

1.ブレイン・ルール [DVD付き]

2.アイデアのちから

さっそく、ポチっちゃいました。それにしてもAmazonの「ワンクリックで明日届きます」って、究極の殺し文句だ。

■おまけ

・シンプルすぎるとこうなりますよと・・・・

(iPhone Shuffle 大爆笑しちゃいました)


以上
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岩佐大輝

Author:岩佐大輝

1977年、宮城県山元町生まれ。株式会社GRA代表取締役CEO。日本、インドで6つの法人のトップを務める起業家。 詳細はこちら≫

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