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被災地の厳しい状況:宮城県山元町

◇宮城県山元町被災地情報:3月19日0:00時

役場からの情報

死亡者数240名
不明者数567名

残された陸橋
<坂元駅に残された陸橋>

全半壊世帯数約2,000棟
(山元町全世帯数約5,400棟)



電気:山元町全体で復旧

ガス:山元町のほぼ全体がプロパンガス世帯なので、プロパンガスボンベが無くなるまではガスはなんとか。ただし、太陽ニュータウンのみ都市ガス式のため、復旧せず。

水:水は北部から回復し、小平位までは開通。
最南部の坂元地域に回ってくるのは、最低でもあと2,3日はかかるだろう。場合によってはもう少し長期に。

避難所の状況:
かなりの人口密度。福島県の一部からも多くの被災者が訪れている。水道が不通のため被災者全員が1週間入浴できず。衛生状況がよくない。

帰る家がある一時避難の方々は希望はあるが、避難所の多くの方の家は全半壊。厳しい。

避難所は人口密度が高く、ここ数日の寒さで体調が悪くなる人も多い。16日に電気が開通し、TVなどを見られるようになり、少し気晴らしもできるようになったようだ。それでも、避難所の人々のストレスはかなりのもの。精神科医、カウンセラーが足りない。心のケアを必要としている。

ガソリン:
ガソリンがまったくない。町内の給油所はほぼすべて閉鎖。緊急車両のみ、自衛隊から最低限の配給を受けられる。

避難者はガソリンがないため、車があっても買い出しにも行けず、住居があった跡地に行くこともできない。イライラはさらに高まる。

役場の職員は、震災以来ほとんど家に帰らず役場で寝泊まりし力を尽くしている。みな疲れが出始めている。彼らも休めるようにしなくては、復興は遠い。帰ろうにもガソリンがない。

職員の中には被災して家と家族を失った人間もいる。彼らはそのような中でも懸命に町民に尽くしている。

中浜地区の28の役場職員、津波で兄弟二人と父親を失う。家もない。それでも懸命に避難所を守っている。

山元町は近隣の市町村も含めて、空いている店はほとんどない。避難所では炊き出しが行われる。一方で幸運にも家が残された町民には、食料は配給されない(当然のことだが)。

この状況が長く続くと、飢えが来る。遠くの町まで買い出しに行きたくてもガソリンがない。

南に向かえば原発。北に向かっても激しい被災地。西に向かっても東北動までコンビニは一軒も空いていない。厳しい状況が続く。

もっとも厳しいのはガソリンだ。


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コメント

山元町の現状とお願い

山元町山寺の岩佐めぐみです。
幸いにも親兄弟も無事、自宅もなんとか残っています。しかし、中浜の親戚宅は津波により倒壊。というよりも消失。知人も含めて現在十数名で生活をしています。
2日ほど前に電気が復旧し、回線もなんとか不安定ながらつながるようになり、やっとこうしてNetを利用できる状態になりました。
しかし、依然、余震も続いていて 心休まらない状態です。
水道も復旧していないので、生活用水の確保に一日中費やしています。
トイレや入浴や洗濯もままならないために衛生状態が悪いです。
小さい子供や高齢の方々の健康状態が非常に心配です。
また、連日の寒さも影響しています。
幸いにも、我が家では、石油ストーブがあるのでなんとか暖はとれています。

もちろん、ライフラインの復旧も最優先事項ですが、さらに問題があります。

山元町の現状が報道されることもほとんどなく、また、物資のみならず人員の援助も なにもかも少ないのです。

避難所では自らも被災者である、役場職員や、学校職員が休むまもなく避難所の運営にあたっています。
実際、多くの職員が津波の被害にあい行方不明にもなっています。

そして、もうひとつ。
遺体が発見されても本人確認をする段取りがあまりにも悪いために、地震の翌日には安置所に収容されていることもわかっているのに、対面させてくれない。または、収容されるまでは本人と識別できそうな身の回り品があったにもかかわらず、途中で紛失されてしまい、本人確認に手間取り、1週間も放置されている状態です。
家族は今でも探しているのに、このような有様です。
その大きな原因が人手不足と手順が複雑すぎる現状です。
同じ宮城県でも、名取市などは安置所の入り口に身体の特徴や判明している場合は氏名などの一覧が張り出されているのに対して、亘理山元の安置所である旧角田女子高の安置所では、受付をしてから 一覧表を見せられ、それに合致していてはじめて遺体の写真だけを見せられ、それでわからない場合は、自分が探している人の身体特徴などの情報を記入する。そのいずれも長い間待たされた挙句。

他の安置所では もっと確認できるまでの時間が短いと探し回っている人が嘆いています。

地震から1週間以上が経ち、皆 心身ともに限界です、それに加えてこの有様。

改善してくれと直接頼んでも、人が足りない、こういう段取りだ・・・どうかんがえてもおかしい。

実のところ、私自身も被災しているので、情報収集や周りへの呼びかけに費やす時間が限られています。
このブログのことも、東京の友人たちから紹介されました。
被災地にいると情報がほとんど入手できません。なおかつ発信もほとんどできません。

そこで、お願いがあります。

どんな手段でも結構です。
山元町の現状をメディアにさらしてください。
メディアの影響力はこのような非常時代においても大きく、動かないものも動かしてくれます。

避難所の人たちの健康状態も限界です。
もちろん、自宅で生活している人たちも同様です。
なにより、これから復興していかなければなりません。
そのためにも、一日も早いライフラインの復旧と心の安定を求めます。

長くなりましたが、お力を貸していただけたらと思いコメントいたしました。

山元町出身の横須賀市在住の竹下(旧性岩佐)と申します。
岩佐 めぐみさんの投稿メールをみました。


山元町上空の映像を見て絶句し、涙が止まりませんでした。
私の家族は役場に避難してみんな無事でした。
(今は自宅におります)


被災地のみんなに何ができるのか、なにをすべきなのか11歳の娘と話をしました。
横須賀市は計画停電を行っております。
娘は宮城に住んでいるおじいちゃんおばあちゃんに電気を送るために節電するんだ、学校では、給食がパン一個と牛乳一本に変わったけど、被災地で避難している人たちは食料も毛布も不足しているんだから私たちは感謝しなければいけないよねと言ってました。
そんな娘を見てて、故郷に帰りたくても帰れない、この状況がとてももどかしく悲しくなりました。


地震から1週間たちました。

避難所にいる人たちの健康状態が心配です。
灯油がなければ寒くていられないだろうし。


神奈川のニュースで海上自衛隊の護衛艦が物資を積んで仙台港へ出港したと言ってました。
陸路、空路、海路も整備されて少しづづではありますが物資は届くと思います。

少しでも多くの物資が山元町に届きますように

そして、山元町民のみなさん、故郷が一日でも早く復興することをお祈りいたします。















宮城県山元町被災地情報3月19 10:30の続き

コメント欄が1000を超えてしまったので、こちらに書かせて頂きます。

泉さま
土井桂二君と小中と同級生だった者です。土井君のお宅は常磐線坂元駅の近くです。少しですが情報を捕捉させて頂きます。少しでも早く無事の確認ができることを祈っています。

坂元町の情報が
ほとんど、入ってきません
ある地域の病院が
動画に現状を流し
メディアに流れたのも
あります。
どんな手段を使ってでも
みなさんに坂元町の状況を知って頂きたいです。

常磐自動車学校付近について
些細な情報でもかまいません
教えてください

岩佐めぐみ様へ

各テレビ番組のご意見受付コーナーを紹介しているブログがありましたので貼っておきます。
http://taretapandahatareteiru.at.webry.info/201011/article_1.html

心が締め付けられる悲痛な叫びに聞こえました。
頑張ってとしか言えない自分がもどかしいです。

山元町の天気

今日から断続的に雨が降る予報です。
更には、22日にはくもり時々雪となっています。

衣服や食料など大切なものは濡れないように気をつけてください。

また、一見大丈夫に見える家でも、屋根が壊れてて雨漏りがし、水の重さが加わることで度重なる揺れに耐えた家でも危険が増すことがありますのでご注意ください。

http://tenki.jp/forecast/point-352.html

もしまだで、可能でしたら、Facebookの「東北地方太平洋沖地震。被災防止・状況把握の為の情報センター」などのコミュニティへ投稿することも可能です。ご参考まで。

http://www.facebook.com/profile.php?id=100000715700272#!/touhokujishin

岩佐めぐみ様

メディアではないですが・・投稿された内容を宮城県にメールで連絡致しました。
県はメールはチェックしてくれていると確認をしてくれた方が居たので、そのアドレスに送りました。

早く改善される事を願います。

先のコメントから数日が経ち、多くの変化がありました。

多くの皆様のお力だと思います。
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プロフィール

岩佐大輝

Author:岩佐大輝

1977年、宮城県山元町生まれ。株式会社GRA代表取締役CEO。日本、インドで6つの法人のトップを務める起業家。 詳細はこちら≫

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